悩む人
このようなお悩みを解決する記事です。
本記事の内容
- SonyのKOOVとは?
- KOOVの価格
- KOOVの悪い評判・口コミ
- KOOVの良い評判・口コミ
- KOOVを現役エンジニアが勝手に評価
- KOOVとレゴの比較
本記事を書いている僕は、プログラミング歴6年の現役エンジニアです。
子供にKOOVをさせるか迷っているあなた。
プログラミングが小学校で必修科目になったこともあり、もっと子供にプログラミングを経験させておこうと考えているのではないでしょうか。
新しいことに触れさせようとする姿勢、素晴らしいですね!
でもその前に、KOOVが本当に効果があるのか、評判はどうなのか知っておきたいですよね。
そこで本記事では、KOOVについて基本的な内容を解説しつつ、評判についてもまとめました。
この記事を読むと、KOOVを子供に受けさせるかどうかの悩みも解消されますよ。
さっそく見ていきましょう!
目次
SonyのKOOVとは?
Sonyが販売している「KOOV」とは、ロボットプログラミング学習キットです。
レゴのようにブロックを組み立て、プログラムを組むとブロックが動き出します。
KOOVでできること
KOOVでできることは、基本的に下記の3つです。
- ゼロからプログラミングを学べる
- 20を超えるレシピから好きなロボットを作り、動かせる
- オリジナルロボットの制作&ネットで公開
ゼロからプログラミングを学べるだけでなく、オリジナルのロボットをWEBで公開することも可能です。
KOOVの対象年齢
KOOVの対象年齢は、8歳以上です。
とはいえ、下記のように大人の方も一緒に楽しめる内容となっています。
昨日の御殿山トラストシティのイベントでは、知育として前々から注目していたKOOVの実機を体験
— バンちゃん@番次郎書店 (@hyacper) October 6, 2018
プログラミングをタブレット端末で直感的に動かす、のですがこれが大人の私(理系大学出身)でも難しく、プログラムというより論理パズルを解くような感覚を味わう
こちらは通販ありとのこと。時代だなぁ pic.twitter.com/nYJzWCfXcl
Koovの価格
KOOVには、ベーシックキット・スターターキット・アドバンスキットの3つの製品があります。
ただし、ベーシックキットは学校専用のため、家庭で使うことはできません。
なので、ここでは、スターターキットとアドバンスキットについて解説していきますね。下記の通り。
アドバンスキット | スターターキット | |
価格 | 49,880円+税 | 36,880円+税 |
ピース ブロック+付属パーツ |
302個 | 172個 |
電子パーツ | 24個 | 16個 |
学習コース | 4個 | 3個 |
ロボットレシピ | 31個 | 21個 |
基本的にアドバンスキットの方が、パーツと作れるロボット数が多いという感じです。
必要なものは上記のキットのみで、アプリなどは完全無料で利用できます。
さらに詳しく知りたいという方は、KOOVの製品情報をご覧ください。
KOOVのアプリについて
キット購入後は、KOOVアプリを使って学習していくことになります。
具体的な手順は、下記の通り。
- 「ロボットレシピ」でまねをする
- 「学習コース」で体系的に学ぶ
- 「自由制作」で自ら発明する
「まねをしてロボットを組み立てて動かす」 → 「どうやって動いていたのかを学ぶ」 → 「自分で自由にロボットを組み立て、動かしてみる」という流れで学習することができます。
KOOVの学習コースについて
KOOVの学習コースは、全部で下記の4つあります。
- はじめてのロボットプログラミング:プログラミングの方法をゼロから学べるコース
- ブロックアーティストになろう:ブロックでの色々な表現方法を学ぶコース
- ロボットのしくみをまなぼう:アドバンスキットでロボットの仕組みを学ぶコース
- プログラミングスキルを磨こう:一歩先に行くプログラミングの方法を学べるコース
スターターキットでは、「ロボットのしくみをまなぼう」以外、アドバンスキットでは、全てのコースを学習できます。
コースについてさらに詳しく知りたい方は、KOOVの学習コースをご覧ください。
KOOVの悪い評判・口コミ
続いて、KOOVの評判についても見ていきましょう。
まずは、悪い評判から〜。
KOOVの値段が高い
おっきいお友達は自分でKOOVを買えるだろうけど、子供にこれを買い与えることができるのは富裕層だけなんだろうなあ。ちょっと哀しい。
— dagagemaster (@DagageMaster) February 1, 2017
センサー類の精度をもう少し高くしてほしい
つくづくKOOVの出来の良さに感心
— ちゃてぃ (@kchateitea) September 7, 2020
しいて言うならセンサー類の精度がもうちょい良ければ最高
ロボットを組み立てプログラム制御して動かしてみて修正して
子供から大人までしっかり楽しめる
値段はそれなりですけど#湘南 #藤沢 #KOOV #SONY #ロボット #プログラミング #学習 #スクラッチ #Scratch pic.twitter.com/TH1914wRo0
価格が高いのとセンサー類の精度をもう少し上げてほしいという声がありました。
KOOVの良い評判・口コミ
続いて、KOOVの良い評判も見ていきましょう。
子供がKOOVにハマっている
子供がKOOVというプログラムしてブロックを動かすおもちゃに割とハマってプログラミング的なことを教えているが、「次はファイナルファンタジー15が作りたい」と言われて困った。
— 元佐藤 (@regonex) June 25, 2017
面白かった
#はとさぶなつにっき2019
— 鳩サブレ@図書館に本返せ😹 (@Hatopyoppo69) August 3, 2019
ながーい夏休みを有意義に過ごせるように毎日日記をつけていくことにする
本日は子供向けプログラミング「KOOV」を体験してみたよ!カラフルだしいろんな組み方ができて面白かった!それでいてとても本格的な処理ができる凄さ
KOOVを買って大正解だった
プログラミング教育に興味があって、最終的にsonyのkoovを子供に買い与えたんだけど大正解だった。
— 高崎健司 / non-standard world(略称:ノンスタ) (@nplusone) March 10, 2019
初心者でも挫折せず達成感を味わえるし、上級者になってもプログラミングの奥深さが味わえるようになっている。
ちゃんと技術を理解した人が作るとこうなるんだという手本。
さすが技術のソニー。
親と子供一緒に楽しめる
子供達と一緒に
— ロボット芸人高橋ちゃん (@pokipoki121) October 5, 2018
スタートしたら前進し、
壁にタッチしてから後進して
早くスタートラインに
戻ったら勝ちという競争をしました
動画は僕が作ったマシンです。
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後進はタイマーを使って
制御しています。#KOOV #ロボット製作 #ロボット pic.twitter.com/vfjBvnIwlX
思っていた以上に面白い
これ、思っていた以上に面白いなー
— ちゃてぃ (@kchateitea) August 20, 2020
こうやって遊びながら、ブロックによる創造力、センサー類の特徴、プログラミングの基礎を学べるなんて
今どきの子供たちが、うらやましー#KOOV #SONY #ロボット #プログラミング #学習 #アドバンスキット #スクラッチ #Scratch pic.twitter.com/6aHTpUs7IH
面白いという声が多かったです。
買ってやってみると楽しいけど、買うハードルが高いという感じですね。
確かに価格はそれなりにするので、子供への投資と考えられる人やお金に余裕がある人が購入する方がいいと思います。
KOOVを現役エンジニアが勝手に評価してみた
KOOVについて、日頃プログラミングをやっている僕が勝手に評価してみました。下記の通り。
- 実際に動かしながらプログラミングを体験できるのは素晴らしい
- 親と子供が両方楽しめるのは良い
- もう少し価格を安くして欲しかった
こんな感じですね。
プログラミングは、実際に何かを動かしながら、学んだ方が確実に上達します。
また、プログラミングは想像力や表現力など必要な力が多いので、子供の教育にはかなりいいですよ。
ただし、KOOVは子供向けにしては少し値段が高いので、個人的にはもう少し安くして、導入する家庭が少しでも増えればいいな〜と思います。
KOOVとレゴを比較
よくある質問として、「KOOVとレゴってどっちがいいの?」というものがあります。
結論から言うと、どちらも素晴らしいと思うのですが、どちらかと言うと、レゴの方が難易度高めですね。
というのも僕自身レゴの方を使ったことあるのですが、ロボット部分の組み立てがKOOVより難しいという感じでした。
ちなみに、レゴには下記のようにWeDo2.0、マインドストームEV3という2種類があり、僕が使ったのはマインドストームEV3の方です。

WeDo2.0とマインドストームEV3の比較
- WeDo2.0:小学生1〜2年生向け。お値段2〜3万円ほど。
- マインドストームEV3:小学生3年生以上向け。お値段5〜6万円ほど。
個人的には、レゴよりKOOVの方がおすすめです。
さいごに:KOOVには体験授業あり
以上、本記事では、KOOVについて基本的な内容から評判・現役エンジニアの評価まで解説しました。
もう一度まとめておくと、
というのが結論です。
最後に本質的なことを話して終わりたいと思います。
と悩む気持ちは分かりますが、悩んでる時間がもったいないです。
KOOVには、体験授業があります。
悩むくらいなら、とりあえず体験授業に参加してみて、子供が楽しくなさそうだったら買うのをやめればいいのです。
体験授業は、ほとんどの場所で無料なのでリスクもゼロ。
子供の成長の芽を詰むより、まずは子供に体験させてみましょう。
今回は以上です。